今年の4月にアナログ系(LP)を復活させてから半年、順調に周りの機器も増殖してきました。手始めはカートリッジで松本さんからは103、達磨堂のお友達からはMC−20をお借りして当面はこれで足りそうですが、やはり自前をと物色中。
LP盤も中古を時々漁って100枚弱になりました。なにせ100〜400円/枚ぐらいで結構なものが買えるのではまっています。初期盤や貴重盤にこだわる訳ではないので、気楽なもんです。ノイズの少ないものであれば余り拘らずに集めています。それでも昔懐かしい「THE SINGERS UNLIMITED」を100円で見つけました時は嬉しかったですね。
昔アカペラでは一番うまいと思っていてよく聞いたものですが、その後CDを探したのですが、こちらはあまり音が良くなくがっかりしていました。で、ちょうど運良く見つけたのですが、「傷あり」でカビ?も生えている様な状態でしたが、買ってみると傷もほとんどわからないし、汚れも綺麗に取れました。全体にLPも昔ほどパチパチいわなくなったような気もしますが、システムが良くなったせいなのでしょうか。これもアナログを見直している点です。
音質的には流石にイコライザやプレーヤの威力か、昔から比べれば雲泥の差です。CDと比べても解像度やレンジでもそれほど差は感じません。むしろ立ち上がりは勝っているかもしれないと思うほどです。ただし、ソースの録音が玉石なので必ずしも良いとはいえないのが難しいところです。4月の時点からはフォノアンプの電源ケーブルを交換し、ジルコンサンドで基盤のダンプをして、スッキリとワイドレンジになりました。プレーヤは前述のようにカートリッジの交換が大きいですが、他にケーブルの交換や電源回りも見直しています。
これはサンクリでBASIC電源とLINGO電源を聞き比べさせてもらったのですが、流石にその差は歴然でした。(ちなみにLINGO電源はバージョンアップで大きさもLINN標準サイズになっていました。)すぐには導入できなかったので、手持ちのCSEでプレーヤ電源を供給してみましたが、これでもかなりの線はいっています。シンクロモータは結構波形に敏感なようです。
LP−12はフロートの調整も重要とポイントを聞いてきたのですが、こちらはなかなか難しくまだ取り組んでいません。メーカに言わせれば駄目の部類でしょうが、これは後回し。足回りはトランポリンを勧められましたが、どうも私にはハード系が合うようで色々と試しているのですが、柔らか系は音がふくよかになっても、雰囲気が伝わらないように感じてしまいます。今はタオックの足を敷いています。
もう一つ面白いのはダストカバーで、これは再生時は付けない方が良いと言われて試してみました。確かにダストカバーを取ると今まで抑えられていたような感じが取れ、中高域が伸び伸びと鳴ります。これは意外でした。最近はスケルトンのプレーヤも増えてきた様ですが、通常のケースに入っている他の機種でも効果的かもしれません。まあ普段は埃除けで私のところなどは必須です。
そんなこんなで最近は結構アナログを聞く機会が増えまた楽しみが増えてきました。この後は小物などをぼちぼち探してゆこうと思っています。