先日友人を誘ってオルガンを聴きに行きました。規模から言えば楽器の王様とも言えるくらいで、その音色の多彩さ、スケールの大きさはちょっと比べるものがありません。また何よりもその場所に据えつけられている為に、おかれた場所と一体となった音響が独特の雰囲気を持っています。
その意味では一般的には教会がまず考えられますが、日本で一時の箱物ブームでホールにオルガンを備えるのがステータスみたいな風潮から、どこのホールにもあるようになりましたが、やはりオルガンは教会に似つかわしいのではないでしょうか。
その意味で、聖路加国際病院礼拝堂でのミニコンサートを聴きに行ったのですが、結論から言えばちょっと残念というか、教会のスケールと違いからかそれほど響きのある音色は聞けませんでした。やはり大聖堂の様な教会での響きが必要なのでしょうか。