2013年5月12日

メーカー・販売店による試聴会 第1弾

講演 : Vintage Join きよと
AAFC
オーディオコンサート 
プロオーディオ機器によるモノラル再生

コーディネーター : 福林 羊一

分科会資料
記録と写真 : 脇田 隆夫

オーディオプロが如何なる方向を目指しているのか興味深い試みがスタートした。
初回はモノラル再生で愛好者の信頼を集めているヴィンテージ・ジョインさんにお願いをした。
今回はドイツのプロオーデオ機器によるモノラル再生。
ターンテーブルはElac カートリッジはElacのMMと英国製のタンノイのバリレラ。

    


フォノイコライザーは自社製、プリはノイマン、テレフンケン、パワーアンプはLawo。
SPは何処にと思ったら、長方形の寅さんバッグを広げると平面バッフルが現れ12吋が2本マウントされていた。


  

テスト用にご持参のトラヴィアータを鳴らしていた。芯の厚い音がしておりこれは行けるなと予感した。
会員が持参した秘蔵のSP. モノLPを次々とかける。喜代門さんの穏やかなお人柄と流石にプロの造詣深さをさり気なくご披露。18人集まった会員の熱気が高まっていく。
イコライザーカーブの選択を変えると音楽が活き活きとしてくるのがよく分かる。
Vn、ピアノ、声楽、オーケストラ様々のジャンルを鳴らす。モノは芯が太く音の厚みがあって血が通っている。演奏家の熱気が伝わる。オーケストラは奥行き感がある。
ステレオとは別の世界と考えるべきなのだろう。
私には丁寧に醸した純米吟醸酒の味わい、素晴らしい世界でした。