ジャズ時代の既存曲カバー中心からフュージョン時代にては、それぞれのコンポーザ・アレンジャ兼プレイヤーによる個性的なオリジナル曲が主流となり、多くのアルバムがつくられファンを獲得しました。
下記の代表的なブレーヤーの曲と演奏をお楽しみください。
◎ アール・クルー (Earl Klugh)
ジャズの世界からの誘いを断り独自のスタイルを通し、伝統的かつ中間音楽的です。
ムード音楽との誤解を受け易い、朴訥にて頑(かたくな)なアレンジには味わいがあります。
(Album) “Sudden Burst of Energy” 1996 Warnor Bros. Rec. Inc. 9 45584-2
#10 Till The End Of Time (4:48)
#11 Open Road (4:27)
◎ パット・メセニー (Pat Metheny)
ジャズの世界から距離をおいて、専ら描写的または抽象的かつ内面的な音楽を追究します。
(Album) “SECRET STORY” Metheny Grpup production 1992 MCA Victor Inc. MVCG-87
#5 THE LONGEST SUMMER (6:23)
#13 TELL HER YOU SAW ME (5:06)
◎ ラリー・カールトン (Larry Carlton)
ロック・ファンにも人気がある個性派ですがメロディックなバラードもなかなか。
通称 {トンカラ} とは・・・ミュージシャン世界の逆読み習慣、ラリー/カール/トンと分けて逆にするとトン/カ/ラ。
(Album) “DISCOVERY” 1987 MCA Records Inc. 32DX-766
#4 Discovery (5:24)
#8 A Place For Skipper (4:43)
◎ リー・リトナー (Lee Ritenour)
もっともジャズ的で技巧的、そしてメランコリックな曲のコンポーザ・アレンジャです。
(Album) “PORTRAIT” 1987 GRP VICTOR musical Inc. VDJ-1102
#3 WINDMILL (4:20)
#9 RUNAWAY (4:43)