AAFC

タンノイGRFメモリー音質向上のための実験工房

2013年11月27日
分科会レポート
執筆 : 脇田 隆夫


久寺家地区センターにあるSPをもっといい音で鳴らそうと有志8人が集まった。

先ず、テストCDを決める。数枚から選んだ結果下記の通り

1. ジェニファー・ウオーンズ ハンター way down deep
2. AliaVox 社 サンプラーCDから EL CANT DE LA SIBIL
3. アート・ペッパー THE RHYTHM SECTION xrcd
4. パガニーニ v協奏曲4番 クレーメル・ムーティ・ウイーンフィル フィリップス 
5. カンタータ・ドミノ JUSANG
6. リファレンス社サンプラーCDから エネスコの狂詩曲


先ずつまずいてしまった。

ジェニファー・ウオーンズ 最初の強烈な低音の一撃で左SPがビビる。
コーンが下がったかと試みにユニットを半回転。だめ。
ユニットを外して点検、コーン紙を押してみる、ボイスコイルは擦っていない、エッジ、コーン紙の補強リブ、ダンパーの狂いを点検、全て問題なし。
さてはボイスコイルの間にゴミでも入ったか・・ユニットを下向きにして信号を入れる、少し改善かと思うが結局わからず終い。これで1時間のロス。
一撃重低音でなければ聴けるのでそのまま続行。

測定器による計測
Iさんが計測。SPから1m、通常のリスニングポイント、少し後方とポイントを変えてみる。
結果、周波数特性左右にさしたる差はない。1.2kヘルツあたりにディップがあるが良好な特性。ディップは同軸2ウエイのクロスが1kヘルツ、この影響だろう。
高調波歪率特性も良好。部屋の残響特性特に問題なし。スピーカー後ろのカーテンを覆っても関係なし。
左500ヘルツが持ち上がっているが着ていたフリースジャケット3枚を重ね前面に敷くとあーら不思議、正常に。床面の反射音であった。



WEの復刻スピーカーケーブルに変える
Fさんの会社で復刻企画発売したもの。14GA 5mを使用。
これには驚いた。歪み感がなくスーッと音楽が心に響いてくるではないか。一同顔を見合わせる。
又今までのベルデンに変える。伸びやかさが無く歪っぽい。
WE復刻に変える。やはり良い。ベルデンにWE復刻版に、ベルデンに、WE復刻版にCDを取替え引き換え比べてもやはりWE復刻版に文句なしに軍配が上がる。
つくし野例会会場にあるタンノイモニター215でかつて実験した時も圧倒的な評価を得ていたが今回も実証された。
あまりにも好評だったのでFさんのご好意で当分貸与して頂ける事になった。これは有難い。

プリアンプを交換
Nさんが貸与して下さるビクターのP-L10。
往年の銘機。ローズ調の天然木仕上げのキャビネットは高級感あふれている。
テクニクスと交換。渋く奥行き感のある格調高い音の片鱗をみせる。
しかし何分にも、おそらく10数年も使っていなく、エージングが必要と感じた。
テクニクスに変え、またビクターに。これから使い込んで見ることにした。楽しみである。

まとめ
左スピーカーユニット修理をするかは後日決定。
スピーカー特性は良好、部屋の残響・定在波も特に問題なし。
スピーカーケーブル交換による効果は顕著であった。
ビクターのプリアンプはエージング後の音が期待できる。
先ず、ケーブルのみ交換し、音の変化を会員に聴いてほしい。しかるのちプリアンプを交換使用する。
デジタルイコライザーを提供頂いたが今回は時間切れ。次に機会にテストしてみる。

現使用機器
CDプレーヤー デンオンDCD1500AL  
プリアンプ   テクニクスSU-A6
メインアンプ  ヤマハB-4
SPケーブル   ベルデン 9497
SPタンノイ   GRFメモリー

以上