A. ラヴェル「弦楽四重奏曲 ヘ長調」(1903 作曲) 第一&第四楽章 (演奏時間14:39)
ハーゲン四重奏団 (2000年録画)
1980設立。本録画時のメンバーは、設立以来のルーカス(v1)、ヴェロニカ(va)、クレメンス(vc)の3人のハーゲン兄妹にライナー・シュミット(v2)が加わっている。
B. バルトーク「ヴァイオリン・ソナタ 第一番」(1921作曲) 第三楽章 (演奏時間9:00)
ルノー・カピュソン(v)マルタ・アルゲリッチ(p) (2007年録画)
カピュソンは、1976年フランス生まれ。パリ音楽院卒。スターンなどに師事、現在の彼の使用楽器はスターンが使用していたグァルネリ・デル・ジェス。皆様周知のアルゲリッチについては説明を省略します。
C. ラヴェル「ヴァイオリン・ソナタ」(1923-27 作曲) 第一楽章 (演奏時間 7:48)
ルノー・カピュソン(v)エレーヌ・グリモー(p) (2007年録画)
グリモーは1969年生まれのフランスのピアニスト。パリ音楽院卒、91年 アメリカに移住し、99年以降 NY郊外でオオカミの保護活動にも取り組んでいる。
D. バルトーク「弦楽四重奏曲 第三番」(1927 作曲) 全曲 (録音時間 15:31)
タカーチ四重奏団 (1996年録画)
1975年 ブダペストで設立された現在ハンガリーを代表する四重奏団。1993年、第一ヴァイオリンがそれまでのタカーチ・ナジェからエドワード・ドゥシンベルに交替(その他も一部変更)。以降それまでのハンガリー色から英国色に変ったといわれるが、本録画はドゥシンベルの時代になってからの演奏。
E. ショスタコーヴィッチ「ピアノ五重奏曲 ト短調」(1940 作曲) 第一~第三楽章
(演奏時間 16:45)
マルタ・アルゲリッチ(p)ジョシュア・ベル&ヘニング・クラッゲルード(v)
ユーリ・バシュメット(va)ミッシャ・マイスキー(vc) (2008年 録画)
ベルは1967年アメリカ生まれ、クラッゲルードは1973年ノールウェィ生まれの何れもヴァイオリニスト。バシュメットとマイスキーは何れも旧ソ連出身、ヴィオラとチェロの分野では夫々今や押しも押されぬ世界の第一人者である。