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フュージョン・ギタリストのご紹介 第二弾

2014年6月8日
分科会資料
担当 : 宇多 弘

 

<当日宇多に急用が発生し、山本幹事長に出演をお願いしました。

今回は、昨年2013/10/05開催の分科会 「私の好きなクラシック以外のジャンル曲紹介」にてご紹介した、フュージョンの黄金時代に活躍した アール・クルー、パット・メセニー、ラリー・カールトン、リー・リトナー に引き続き、同時代に活躍したギタリスト四人をご紹介しましょう。

なお最後の曲には、今回の案内ビラに写真にて記載されたアール・クルー/ロン・カーターの二人が加わった曲を特別に用意しました。

● エリック・ゲイル (Eric Gale)

サックスから入門、ベースからギターに転向、フレージングがサックス的な息づかいが特徴。
1970年代にFusion music のパイオニア的存在の人気グループ “Stuff”のメンバーとして、ロバータフラック(vo) の一員としても来日。 夫人が政子さんという日系の方です。

(Album) “Utopia” 1998 Rooms Records, Inc., Japan BMCR-7025
#1 Utopia (8:12) <E・ゲイル /政子 ゲイル>

● ジョージ・ベンソン (George Benson)

軽妙なヴォーカルが有名になった G・ベンソンです。 今回はアール・クルー(Earl Klugh) との共演アルバムから緊張感がみなぎる掛け合いをお聴きいただきます。 G・ベンソンのスキャットがはいっていたり、 スティール弦(GB) およびナイロン弦(EK) のソロかぶつかり合います。

(Album) “Collaboration” 1987 Warner Bros. Records Inc. 32DX-752
#2 Mimoza (6:50) <G・ベンソン>

● ジョナサン・バトラー (Jonthan Butler)

{南アフリカ連邦のアール・クルー} と云われたギタリスト、最近では軽妙なヴーカルの方が人気がでてギターがサブ・・・、さらにソング・ライターとしての才能が・・・ 個性的な自作ソロ曲の初期アルバムから聴いて見ましょう。

(Album) “Deliverance” 1990 Zomba Records Inc., Alfa Records. Inc., ALCB-58
#1 Deliverance (5:42) <J・バトラー>

● ラス・フリーマン (Russ Freeman)

R・フリーマンは自分のバンド Rippintoms のリーダを担当する傍ら、Fusion ピアニストの
デヴィッド・ベノワ (David Benoit) とも同一レーベルにあり親しく、共演アルバムを作りました。

(Album) “The Benoit/Freema Project” 1993 GRP VICTOR mus. J MVCR-175
#1 Reunion (5:06) <R・フリーマン>
#5 The End of Our Season (4:16) <D・ベノワ/R・フリーマン>

● アールクルー(g)/ロンカーター(b) (Earl Klugh/ Lon Carter)

下記のアルバムの #6曲にロンカーターが参加しています。 この二人がクローズ・アップされてビッグ・バンド風のアレンジにて活躍している様子をお聴き下さい。

(Album) “Earl Klugh/ Wishfull Thinking” 1984 Capitol Toshiba-EMI CP35-3121
#6 Take It From The Top (4:00) <オーケストラ/編曲/指揮 デイブ・マシューズ>

以上