AAFC

実験工房

例会&分科会会場 機器新設と入れ替えの巻
2014年9月21日
分科会資料
記録・写真 : 脇田 隆夫

 

昨日は雨模様のお彼岸の入り、本日は抜けるような青空。
つくし野の例会場に12名の会員が早朝から集まった。

今日は会員が寄贈して下さった愛蔵品の数々、SACDプレーヤー、プリアンプ、プリメインアンプ 、メインアンプの点検・修理がやっと完了して、いよいよ、試聴とセッティングの日なのだ。

アンプ類は全て鳥居理事がチェックと修理にあたり、さらに有難いことに、アンプセレクターを自作して持ち込んでくれたのでメインアンプ切り替え試聴は簡単。

今回からメインアンプが2系統、すなわち
渋谷会員寄贈のラックスマンプリメイン L-507S のメインアンプ部
越川会員寄贈のマッキントッシュMC2105

プリアンプは3系統、
ラックスマンプリメインのプリアンプ部、
新田会員寄贈のビクター M-L10、
それに使用中の加瀬会員寄贈のマッキントッシュC26

渋谷会員寄贈のマランツSACD SA-1は この会場で使用するとして・・
さーて、どの組み合わせで始めるか・・選択肢が沢山ありますね。

組み合わせは次の如し
1.ビクターのプリ + ラックスマンのメイン部
2.ビクターのプリ + マッキントッシュ
3.マッキントッシュプリ + ラックスマンのメイン部
4.マッキントッシュプリ + マッキントッシュ   
5.ラックスマンのプリ部 + ラックスマンのメイン部・・すなわちプリメインアンプ全使用
6.ラックスマンのプリ部 + マッキントッシユ

テストCDは
五嶋みどりの「カーネギーホールリサイタル」
スクロバチェフスキー「ブルックナー8番」
アートペッパーの「MEETS THE RHYTHM SECTION」(XRCD)
グレングールドのゴールドベルグ(SACD)など

SPはタンノイモニター215だけに機器が変われば敏感に反応する。
総じて緻密・引き締まったに変貌した。
音色・厚み・パワー、それぞれに良さがあって甲論乙駁果てしない。
まことに人生色々 音の感性・好みも色々ですねぇ。

いずれも定評ある銘機なれども、わずか数時間では、使いこなして実力発揮までには今だ遠しの感。
途中でラックスマンメイン部のSP左右逆接続に気が付いたり、折角のSACDプレーヤーにもかかわらず、肝心のSACDソフトが無くて家に取りに行ったりの珍騒動。

改良を要する点
SPコードによる音の違い・・メインアンプセレクター周りの配線見直し・・終了時に完了した。
マッキントッシュが117V仕様のためのハンディ・・昇圧トランスを導入する。
プリアンプのセレクター作成も鳥居理事にお願いできないか・・プリアンプも簡単に選択切り替え可能ならば 好みの組み合わせが一段と容易に選べる。

ともあれ 時折発生した例会時でのアンプ故障の心配はこれで完全に解消、AAFCに相応しい重厚な組み合わせになった。これからが楽しみだ。

それにしても、手塩にかけた貴重な銘機を気持ちよくご提供いただいた各氏には頭が下がり改めて感謝申し上げます。

尚、午後の分科会時 久寺家でも入れ替え終了、新ラインアップは下記の如し。一段とGRFメモリーが良く鳴っていたことを報告します。


*久寺家アンプ類ラインナップ
新田会員寄贈    CDプレーヤー パイオニアPD-T07S
井上初代会長遺品 DAC マランツProject D-1
豊島会員寄贈    プリアンプ テクニクス SU-A6
豊島会員寄贈    メインアンプ ヤマハ B-4
                                 おわり                

以上