久寺家の機器不調が続いている。
曰く CDの読み取り不良、プリアンプ動作不安定、レコードプレーヤー猛雑音。
CDプレーヤーは温度が下がると読み取り不良になりドライヤーで温める始末。
レーザーピックアップ不良のため交換部品を手当てしていたが、幸い夏原会員がパイオニアPD-HL1を改造したうえ、寄贈して下さる。
久寺家会場にはメカ好き8名が集結。鳥居理事によるクリニックが始まる。
初めにアンプ出力とスピーカーの間に接続ジャックを取り付ける。スピーカー線短絡によるアンプ破損防止の為である。過去2度これでアンプを壊している。毎回機械を搬出入して結線しているので思わぬ事態が発生するのだ。
次に各RCA端子を徹底クリーニング。なにしろ30年以上の機器ばかり。クリーニングは容易ではない。研磨シート、極太歯間ブラシ、接点復活剤を使用して念入りに徹底的に磨き上げる。
更に、必要以上に堅いケーブルは柔らかなものに交換、端子へのストレスを防止。
プリアンプの木枠は取り外して裏面の作業を容易にした。
CDの試聴・・改造効果もあり良好。
LP試聴・・ノイズは嘘の様、付属のMMカートリッジが綺麗に鳴る。最後にプリアンプのつまみに赤シールを貼り適正コントロール位置を表示した。
これで当分は安心して使えるだろうと、各種音源を鳴らして暫しチェック方々楽しんだ。
オーディオ機器保守には先ず接点クリーニングを徹底すべし・・特に年代物の機器には・・これが本日の教訓!!
本日の試聴ソース
CD デンオンハイファイチェック、ギルシャハムのパガ二―ニ、XRCDソニーロリンズ、
XRCDライナー・運命、森麻紀・坂の上の雲、中島みゆき・ファイト、ショルティ展覧会の絵。
LP マイルス・The Man With The Horn、ショスタコーヴィチ5番コンドラシン
以上