川村学園女子大学でオーディオコンサートを開催
いきさつ・・数年来佐藤前会長が同学園での開催を強く念願。その意を受けて、学校との伝手を模索していた。
偶々白澤会員があびこ型「地産地消」推進協議会に携わっており、同学園との接点があると知る。同氏が事務局・教授に折衝していたところ、学園祭参加での開催が認められたものである。
デジタル世代の若い方にアナログの温かい音色を楽しんで貰いたい「懐かしい昭和の音を管球アンプで再生」がテーマとなる。
理事会にて機材、使用ソフト、広報など検討。
対象は女子大生か父兄か、あるいは祖父・祖母世代か、近隣住民か?なんとも掴めない。
そこで、各ジャンルの音楽を、EP・LP・ソノシートなどで50枚展示してお客様のリクエスト形式で対応することにした。
機材は林会員所有の自作WE300Bシングル×2、SPはタンノイ・スターリングTW、トーレンスプレーヤーを提供頂く。
小笠原会員の自作SP蓄音器展示も快諾を得た。
広報ポスターは大久保会員に依頼。パネル掲示は倉田会員担当。
白澤会員の連絡で、朝日新聞社から学園祭での開催内容と狙い、AAFCについて1週間前に取材があった。
学園祭は22日(土)23日(日)の2日間。当会は23日に展示10時~16時、公演は14時~15時半。
雲一つない快晴無風、早朝から林・島会員それに小笠原会員が頑張り機材の搬入を済ませて準備万端。
午前中はつくし野会場で例会があり、終了後10数名が駆けつける。
キャンパスは華やいでいる、あちこちから女子大生の明るい声が飛びかう。キャンパスの周りは絶好の散歩コースなのですが流石に学内立入りは今回が初めて・・
朝日の記事は当23日朝掲載され、例会場に向かう前から問い合わせ、例会中も再三携帯電話が鳴り続ける。矢張り朝日!ありがたやと感じ入る。
青木副市長がお見えになり、J-COM TV取材ありで慌ただしいこと!
続々のお客様・・男女シニア、青年多数 だが女子大生の姿はない・・
早くも4号館4211教室はほぼ満席。島リーダー、予定を早めて公演開始。
林会員の見事なディスクジョッキーで目指す温かい懐かしい曲が次々リクエストされる。
アダモ、テバルディ、ビートルズ、五輪真弓、森繁久弥、展覧会の絵、青葉城恋歌、サキコロ、などなど。
中間に小笠原蓄音器を演奏、驚嘆の声。ペラペラのソノシートからフランク永井の低音、昔の歌手は上手い。拍手もあり、尽きぬ要望でぎりぎり迄時間延長となった。
300Bとタンノイの組み合わせは上々、アナログの良さが再認識されたようだ。
涙が出そうで・・とシニアの方、主人が大事にしていたLPがあるので会の方にプレゼントしますから聴いて下さい、真空管アンプを作りたいので入会したい・・
リスナーの対象は違えこそすれ 手ごたえ十分のコンサートでした。
以上