AAFC

我孫子市民のちから祭参加
スカイラウンジコンサート報告

2018年9月22日

分科会資料
記録 : 脇田隆夫

 

昨年は古典音響機器ギャラリーから拝借した歴史的蓄音器開陳から始まりLP,・CDなど高品質の音楽を楽しんで頂いた。好評であったため、今年も参加のオファーがあった。

今年は5部に分け5人の担当者が異なるジャンルでDJ50分とすることになる。

持ち込み機器

SPはタンノイのスターリングTW。
アナログはトーレンスTB321∔オルトフォンSPUGTEと名器揃い、いずれも林会員の提供。
真空管アンプ6CA7PPは古典音楽機器ギャラリー中鉢会長から頂いたもの。
CDプレーヤーは夏原会員の改造による逸品。
SPスタンドは小型SP用に新たに会で作成した優れもの。

8時半、早くも機器を積んでけやき駐車場に集結。昨年学んだ経験でセッティングに取り掛かる。
11回うな吉ルームまで足を運んで頂くためEV近くに大型ポスターを用意、小型チラシを多量に配布・呼び込みなど集客にも配慮。

トップバッター高須賀会員の「三丁目の夕日」あのころの青春ポップス からスタート。坂本九とパラキンの懐かしい曲が流れる。最後はベートーベン5番の朝ごはん!?

2番手は古田部会員のJ-POP。当時のEP・LP∔球アンプで聴く三橋美智也、竹内まりやの声が枯草の香り如く懐かしく甦る。

3番手は塚田会員のクラシック。100年前の音楽特集。ホルスト「惑星」ジュピター
・・レバイン/シカゴの極め付け名録音が重厚で心地良い。

4番手は鈴木会員によるJAZZの名曲特集。アートペッパー、ビルエバンス、マイルス、ウエスモンゴメリー、コルトレーン、キースジャレット・・・ビッグネームが次々に・・凄い迫力。

最後は小笠原会員のご存知お手製ホーンの蓄音器。飴色の大型ホーンからひなびた実在感ある音は締めくくりに相応しい流石のもの。

DJ担当会員は常日頃例会で鍛えており、充分に練った内容で、話り・選曲とも堂に入ったものと感心すること頻り。お客様を引きつけて離さない。2コマ3コマ聴いていかれる方も多い。

ここ、うな吉ルームは我孫子で一番の標高。
遮るものなくブラインドをオープンにして手賀沼を眼下に聴く音楽は格別のものがある。幸い薄日の射す天候で暑からず寒からず。眺望も良好。

お客様は定員35名が常に満席・・会員が10名を超えていたが・・
三面が窓ガラスの部屋。反射音の懸念は満席のお客様で吸収されたのかも。
新たに導入したずっしり重いSP置台の効果もあったようだ。

展示コーナーには鳥居会員のガラード・オートチェンジャーとラズパイ。新旧相揃う洒落た演出。ラズパイに付いて熱心に質問される方もいらした。

市長はじめ副市長も訪れ時間の許す限り熱心に聴いておられた。
今回土曜日だけの一日公演だったが、翌日曜日にも聴きにいらした方がいらしたと・・主催者の話。

通しで10時~16時は気が抜けず担当理事は長時間の緊張。些か酷しいものがあった。
開演、終演などメリハリつけたら良かった、当日の広報準備工夫など学ぶべき課題もあった。
皆さまの反応はなかなかのもの、素晴らしい企画で大好評でしたと主催者マネージャーから実に鄭重なる御礼メールを頂いた。

以上   

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