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20世紀の音楽 第10回

リゲティ(1923~2006) と
ペンデレツキ(1933~)

2019年4月28日

分科会資料
担当:山本 一成

 

リゲティ・ジェルジュ  (1923-2006)

ハンガリーの現代音楽の作曲家。
クラシック音楽で実験的な作品を多く残したほか、スタンリー・キューブリック監督作「2001年宇宙の旅」や「シャイニング」などに音楽が使用されたことでも知られる。
1956年12月にウィーンへ亡命し、オーストリアの市民権を取得。ウィーン音楽院に学び、その後、ケルンでカールハインツ・シュトックハウゼンらの現代音楽の手法に触れ、前衛的な手法を身に付けていった。その代表的なものには、トーン・クラスターなどがある。

(紹介曲) (全てYouTubu画像による紹介)

● 木管五重奏 6つのバガデル(1953) (演奏:CARUON)        11:47 
● ポエム・サンフォニック(1962)  100台のメトロノームのための   8:14
● マカーベルの秘密(1975) (演奏:ハンニガン& GSO)             8:59 
●  ヴァイオリン協奏曲(1985) (演奏:コパチンスカヤ)               3:16
● 2001年宇宙の旅」より アトモスフェール(1961) 他             7:54  
● Lux Aeterna(永遠の光)(1966)                  2:56
● String Quartet No. 2(1968)  The LaSalle Quartet:         5:12
● 「Hungarian Rock」for Harpsichord(1978)                    5:12
Elisabeth Chojnacka(Cmb.)
● シャイニング The Shining (1980)               2:05
● Concert Romanesc  Mariss Jansons  Bavarian RSO     6:09 
● Blada Si joc (演奏:コパチンスカヤ&サカラ・オラモ)  3:29

 

クシシュトフ・ペンデレツキ(1933~ )

ポーランドの作曲家、指揮者。
クラクフ生まれのカトリック教徒。ポーランド楽派の主要作曲家の1人である。
初期には前衛的な作風で一世を風靡する。音響の特異性をまず前面に出し、その後で宗教的なメッセージの呼びかけを行う構造は、最近作にまで共通するムードである。
新ロマン主義の時代が到来したとたん、彼の音響主義は徐々に後退し始める。
創作の源泉を宗教であると明言している。最近の音楽は「クレード」などのカトリックの宗教音楽が多い。
(Wikipediaより抜粋) 

(紹介曲)

●Quartetto per archi (弦楽四重奏曲)1番(1960)  6:42
The Tale Quartetto
BIS 652
●広島の犠牲者に捧げる哀歌(1959)                 8:56
アントニ・ヴィト指揮 ポーランド国立放送交響楽団
NAXOS B.554491                
●交響曲第3番(1988) 第5楽章         11:30
ペンデレツキ指揮
The Polish Sinfonia Luventus Orchestra
DUX 0898  
●失楽園(1978)                     5:01
●Intermezzo                      7:28
●セレナード(1996)
1.Passacaglia                       2:32 
2.Larghetto                                          6:24
●古典様式による3つの小品(1963)         6:19
●Sinfonietta per archi(1992)  
1.Allegro molt                   9:01
2.Vivace                        5:22
ペンデレツキ指揮 SinfoniaVarsoviaOrchestra
DUX 0678 

以上   

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