AAFC

(第1部) 

“ウエストコーストジャズを聴こう”

2019年8月31日

分科会資料
担当 : 越川 健

 

ウエストコートジャズは、1950年代のアメリカ合衆国ロサンゼルスを中心とする、西海岸一帯で演奏されていたジャズの総称。
西海岸のジャズメンの中心は、概して正統的な音楽教育を受けた白人演奏家が多く、特に1940年代から1950年代にかけて白人ビッグバンドのスタン・ケントン楽団とウディ・ハーマン楽団で活動し、のち独立したミュージシャンが多く含まれる。
分化会では、マイナーレーベルの名門コンテンポラリーからLP2枚を選んでみた。

 1.シェリル (3:45) チャリー・パーカー作曲

 2.マンテカ  (4:18) Dガレスビー作曲

 3.ラッシュ・ライフ (6:42) ビリー・ストレイホーン作曲

 4.ダホード (4:40) クリフォード・ヴラウン作曲

 5.オレオ (3:03) ソニー・ロリンズ作曲

ピアノ・トリオ “A W0rld  of  Piano! ”1961年録音
アート・テイタム、バド・パウエル以来の天才ピアニストと言われた。
音楽性と美しい融合性をみせているので聴く人に爽やかな印象を与える。
ハンプトン・ホースとならびコンテンポラリーの誇る2大黒人ピアニスト。
 p.  PニュボーンJR   b. Pチェンバース ds. Fジョー・ジョーンズ

 1.サーペンツ・トゥース (3:24) マイルス・デイヴィス作曲

 2.ワルツ  (5:27) ショパン作曲

 3.チェイシング・シャドウス  (3:55) Vフェルドマン作曲

 4.フラミンゴ  (3:15) Eアンダーソン作曲 

 5.ビバップ (2:43) ガレスビー作曲

 

ヴァイブ&ピアノ・トリオ “The  Arrival  of  Victor  Feldman”  1958年録音
イギリス出身の黒人のセンスをもった本格派モダンジャズメン。
13歳の頃には、一種の天才児でヴァイブ・ドラム・ピアノの名演が評判で一時ウディ・ハーマンやマイルス・デイヴィスの楽団に在籍もしていた。
p.& v.  Vフェルドマン  b.  Sラファロ  ds.  Sレヴィ

以上   

 

AAFC

(第2部) 

日本とヨーロッパのJAZZ  その変遷と現在

2019年2月10日

分科会資料

担当 : 古田部 信


 

アメリカで生まれたJAZZはヨーロッパや日本など世界に広がりました。今回はJAZZがそれそれの国の文化と融合してどんな変化を遂げたかをご紹介したいと思います。
Ⅰ. 現代ヨーロッパのJAZZ
《ヨーロピアンジャズトリオ》
*哀愁漂うリリカルなサウンドとヨーロッパの気品を感じる洗練されたアレンジ

①European Jazz Trio  Featuring Jesse Van Ruller
     Europa(2000)m-Santana (1976)   8:07

②Gentle Rain(2007) m-Luiz Bonfa (1965) 4:53

 

Ⅱ, 現代日本のJAZZ     
*ある日本のジャズ関係の有名人が言った言葉「曲は哀愁、演奏はガッツだ~」
《松尾 明トリオ》 

③Alon Together (2007) m-Arthur Sshwartz(1932) 4:13

《松竹 由美子トリオ》

④Holy Land (2012) m-Cedar Walton (1973)   7:20

 

Ⅲ. なつかしの日本のスィングジャズ  
*鈴懸の径、聴き比べ  
《鈴木章治とリズムエース》
m- 灰田 有紀(1942)

⑤1970年録音 (中期)*いちばん、アブラがのっている時の演奏。 4:51

⑥1957年録音(初期)モノラル(共演 ピーナッツハッコー)5:39

  
*数ある名演の中でも、ピーナッツハッコーと共演したレコードの、このテンポ、このアドブリブスト、という 古いファンが多い。

以上   

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