オーディオマニアの「より良い音創り」の過程で、装置を取っ替え引っ替えするよりもルームチューニングに最も重要な事として取り組むことの方が大切だと常々考えておりました。
実際、私は数々の拡散材や吸音材を購入又は自作をして試してきましたがそれなりの効果は感じられるものの満足いく結果は得られていませんでした。
今年の「音展」の日東紡音響エンジニアリング(株)のブースで予てより興味を抱いておりました
「SYLVAN]なる新しい発想の拡散材を詳しく知る機会を得ました。
説明して頂いた山下副部長さんから、「新しく出来た音響研究所で試聴が出来ますので、お越しください」とのお誘いを受けました。
そこで12月8日 四街道にある音響研究所に佐藤会長を始め赤田、脇田、清水各氏との計5名で訪問致しました。
事前に山下副部長、金沢さんの技術的な説明を受け、半分理解したような気持ちでいよいよ写真のような音響ルーム(圧巻です)
に入り試聴を致しました。
効果を図る為に先ず厚手のカーテンを引きデッドな状態で聴き、その後「SYLVAN」2台を配置して聴き直しましたが、その効果は歴然としており一同ビックリして感心しきり。
最後にカーテンを全て取り払い周りの壁全て「SYLVAN」の状態で聴きましたが、、きつい音が一切排除されたバランスが良い自然で深い音の広がりに圧倒されました。
「なんと心地よいのだろうか!」
正に、森の中にいる様な、山奥から聞こえてくるカッコウの鳴き声のする様な空間を感じ取られました。
今後のルームチューニングには必需品だと思いました。
皆良い体験が出来たと喜び帰途につきました。
以下のHPにて、メーカーの製品コンセプト、技術説明をご覧ください。
http://www.noe.co.jp/product/pdt1/pd1_12.html