音楽カフェ 「Blossom」 訪問記

AAFC 名曲喫茶訪問記
訪問日
2010/10/24
文  章
山本 一成
 写真提供  
越川 健、  脇田 隆夫 
 編  集  
堀端 俊雄
 

  
   2年程前から北越谷に音楽喫茶が新しくオープンしたとの情報を得ていたが、なかなか行くチャンスに恵まれなかった。今年の初めひょんなことから意気投合した元会社仲間数人とわざわざ北越谷まで出かけて行った。わざわざとは失礼な言い方だが、会社仲間は殆んど横浜から都心に住んでおり北越谷まで足を運んだ経験がないからである。

  その目的地の名は音楽カフェ「Blossom」と言い、オーナーの長年の夢が実現開花したとの想いで命名したそうである。建物は音楽好きでオーディオマニアであるオーナーの拘りの賜で、基礎のコンクリートから木製の構造部材、床、壁などに高級輸入木材を使用、細かな部分も音響特性を考慮した造りになっているそうである。中は、シンプルで清潔感があふれ天井も高い(5.5M)ので響きが大変よろしい。そしてそこに鎮座ましますマニヤ憧れのスピーカー「タンノイ オートグラフ・プレミアム」から何とも言えない心地良い音が部屋中に響き渡っている。我が家のスピーカーもこんな鳴り方をしたらいいなあと思わざるをえなかった。

  前置きが長くなったが、そんな経緯から、いつか我がクラブの会員に紹介したいと思っていた。昨日(10月24日)例会後希望者を募ったところ18名の参加を得て大挙訪問した。以下がその際の写真である。

       

          

オーナーはアナログ派でクラシック、中でも弦楽演奏が好みと言うことでLPを何枚か聴かせて貰う。チェロ、ヴァイオリン、弦の鳴り方はさすがタンノイである。
その後会員持参のCDを掛けたりして大勢での賑やかな楽しい時間を過ごす事が出来たが、良い音で鳴らすのには部屋が大事であるとの思い知らされた時間でもあった。

全体システムの概略は次の通りです:
  LP ターンテーブル    : トーレンス TD520    プリ 及び メインアンプ  : 真空管式(出力管は845)
  トーン・アーム       : SME3012         スピーカーシステム    : タンノイ オートグラフ・ミレニアム
  カートリッジ         : オルトフォン MC20

       

       

以  上