JAZZ喫茶 「オメガ」 訪問記

AAFC 名曲喫茶訪問記
掲載日
2012/3/30
文  章
山本 一成
 写真提供  
 山本 一成
 
参加者
  脇田、石田、赤田、林、福林の各氏 と 山本

  CafeOmega
  今年1番の暖かさで桜の花の開花も後わずかと思われる日、有志で巷間話題のJAZZ 喫茶「オメガ」を訪問した。
  常磐線牛久駅を超えてつくば市方面に向かい西大井という地区の畑の真ん中の大変わかりにくい場所に存在し、我孫子駅から約1時間の距離である。
平屋ではあるが写真の様に目新しい洒落た造りの外観である。

  背の高い感じの良いオーナーに迎えられ、まずはフロント前の休憩場所で美味しいコーヒーを飲み一息つく。 数人の先客が来ており、オーナーの弁ではこんなにお客が来るのは稀とのこと。 30畳以上はあるかと思われるオーディオルームに入ると、デーンと3つの大型スピーカーが鎮座しており圧巻は赤いアヴァンギャルドである。

system Tweeter audience
(機材の詳細はHPを参照:http://www1.ocn.ne.jp/~omega/index.html)

  3つのスピーカーはどれも比較的バランス良く鳴っていたが、アヴァンギャルドの透明感、音場感、大音量でも五月蠅くない、押しつけがましいところも無く、最新のスピーカーという事もあり抜きん出ていた。 日東紡の拡散材をはじめルームチューニングにも大変気を配っている様子が窺われた。 もちろんスピーカを始めとして装置も優秀だが、何といっても部屋が天井も高く広いという事が音の広がり豊さにつながってるのだと痛感した。(これは一般に個人宅ではかなわない事である。)
JAZZ喫茶としては音の鳴り方、雰囲気と共に良いお店である。比較的近くにこのような店があるという事は大変ありがたい。

shatoh 帰途、牛久にあるワイナリー「牛久シャトー」を見学、レンガ造りの趣にある建物は地震の影響で公開していなかったのは残念。桜の木も沢山あったが、開花にはまだ早かった。

それでもいろいろ会話が弾み有意義な一日であった。

 

以 上