真空管アンプを聴くⅢ

AAFC例会資料

2015/11/29

担当 : 渡邊 豊治

 

アンプの構成

 TELARCレーベルについて;

1977年にオハイオ州クリーブランドに創設され、設立当初よりデジタル録音を採用している。
当初はレコード盤をダイレクトカッティングで製作していた。
また、音質重視により、LP盤のプレスは米で行わず、当時の西独のテルデック社にて行う。
1978年4月に、デジタル導入で、広いダイナミックレンジと周波数特性を確保するために、量子化ビット数:16ビット、サンプリング周波数:50kHzというデジタル録音機としては当時最高峰の規格性能を持っていた米サウンドストリーム社製の4チャンネルデジタル録音機を採用し、数多く名録音を生み、オーディオ・マニアの賞賛を浴びた。

・1980年 日本のオーディオテクニカの子会社、テクニカエンタープライズを通して同社LPの日本での輸入販売が開始される。

・1980年 エリック・カンゼル指揮、シンシナティ交響楽団によるチャイコフスキー作曲の「序曲1812年」他が発売(LP番号:DG-10041、CD番号:CD-80041)。非常に高いレベルでの大砲実射音入りのオーディオ・ファイル・レコードとしてクラシック・レコードとしては当時としては全世界にて異例の約10万枚(1983年時点)の売り上げを上げ[3]、同社の名前を一躍知らしめた

・2005年12月9日 コンコード・ミュージック・グループがテラークを獲得。

・コンコードは2009年2月にテラークの縮小によるリストラを行う。テラークは自社録音を停止、数々の賞を勝ち取ったプロダクション・チームもカットされた。これと同様にカンゼル&シンシナティ・ポップスとテラークの30年近くに及ぶ協力体制に終止符が打たれることとなった。カンゼルとテラークの最後のアルバム From the Top at the Pops が発売されたのは、彼が他界する一週間前のことであった。
(シンシナティ・ポップス・オーケストラ :1977年に当時シンシナティ交響楽団の常任指揮者だったエリック・カンゼルにより夏のオフシーズンに始められ、現在まで続けられている。 メンバーはシンシナティ交響楽団の首席奏者を含まないほぼすべての団員によって構成されている。)

演奏:カンゼル指揮&シンシナティ・ポップス (1812のみシンシナティ交響楽団)

  1、Festive Overture OP.96 (6:28)   
  2、William Tell  (12:20)
  3、Tara’s Theme from Gone With the Wind (3:43)
  4、Unchained Melody (2:34)
  5、Night AND Day (3:53)
  6、"1812"Overture OP.49 (15:34)

 以 上

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