1.不思議の国スイス(アルプス山脈とスイス高原に囲まれた内陸にあり、4つの国語、800万の人口の26の州=カントンに分かれた小国)
ドイツ語圏人口が65%(標準ドイツ語とはかなり異なるスイス・ジャーマンを話す)だが、さらに方言に分かれている。
2.なにがスイス音楽か(作曲家、オーケストラ、民謡)。国民的なものはない。
3.民族楽器を使用する各地の小編成楽団による民俗音楽(Folklore)が主体。
ワルツ、レンドラー、ポルカ、ショッティッシュ、フォックスなどによる舞曲が中心。
Handorgel(アコーディオン)、Jodel(ヨーデル)、Alphorn(アルプホルン)、Kuhglocke(カウベル)、Harfe(ハープ)など。ヨーデルには通常歌詞がない。
4.「 Willkommen 」(ようこそ、スイス・フォルクスローレへ)ドイツ語圏の村や町の楽団による器楽曲の紹介。40年前にインターラーケンで買ったレコード。
① Gemsjagd(カモシカ狩り) アルプホルン・ソロ 1:16
② Am Chmaeifueir(ケミフィイールにて) アコーディオン・デュエット 2:17
③ Freundlichkeit (親切心) ルツェルン・ハンス・カウフマン楽団 2:26
④ Am Engstlensee (エングストレン湖にて) ヨーデル・デュエットとヴァルト・フュスリ楽団 2:38
⑤ Engadiner Polka(エンガディンのポルカ) エンガディン地方のホーム・コンサート 2:45
⑥ Monika(モニカ) ハイラッサ楽団 2:22
⑦ Tanz im Dorf (村の踊り) フーゴー・ビギ楽団 2:36
⑧ Im Neuhof z’Kriens (クリエンスの共有地で)アコーディオン・デュエット 2:35
⑨ Frieden und Glueck(平和と幸運) ハイラッサ楽団 2:35
⑩ Im Widder z’Luzern (ルツェルンへのヴィッダーで)アコーディオン・デュエット 2:20
⑪ Alp-Summer (アルプスの響き) ヨーデルの四部合唱とベルン市・楽団 4:15
⑫ Froeliche Fahrt (楽しい旅) ゼービューベ楽団 2:40
⑬ Am Volksmarsch(民族の行進) マーチン・ビーラー・レンドラー楽団 2:10
音源 :LP : Swiss Made 20-109、Pick-Records,Zuerich 1974
(翻訳は田邉によるもので、何分スイス・ドイツ語につき、一部誤訳の恐れあり!!)