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実験工房 つくし野機器整備

延長戦の記録

AAFC例会資料

2016/06/26

記録 : 脇田隆夫

 

つくし野機器整備をしたいと予てから計画していたところ、念願が叶いやっと会場がとれた。

1日目

6月19日朝9時 チーフの鳥居理事他メカに強い会員を始め15名が集結。有難い。

現役生活以来久しぶりの朝礼。本日の作業説明。

 

 

 

1. ラック周辺のケーブル整備もろもろ

SPケーブル用のソケット、コネクターの取り付け
SPケーブル端末処理
現状の結線、配線の確認と接続図の作成
配線の短絡化
RCAピンのクリーニング
アース用電源の取り付け

 

2. 窓際にどっさり置いた機器、機材の整理整頓。ケーブルを種類別に分別格納
 

3. 例会時の機器の取り扱い、設置、取り外しの手順の徹底
4. ブルーレイプレーヤーの読み取り確認・・OKでした

各自手分け協力しあって作業は和気あいあいなれども順調に進行。
11時過ぎ 最後に宝物SPシステム215周辺の整備に取り掛かる。先ずSPユニットフロントねじの増し締めを行う。

ところがである・・林会員がふとバスレフダクトを覗くとなんとネットワークのコイルが脱落しているではないか!

ダブルウーハーのユニットを取り外し、さらに裏側からネットワークを取り外してみる。コイルは接着材で留めてある。それが劣化して脱落と見た。
それ以外も案外お粗末な造りだなあ・・

コイルを板とねじでしっかり固定、剥がれた吸音材をテープで抑えてユニットを格納したのが11時45分。

 

愈々これで作業終了。今日はLPレコードで試聴。

何か変だ・・片チャンネル同軸TWが付いているウーハーのコーン紙が振動していないのに気が付いたのは11時55分 もう時間が無い。会場を片づけて次の団体に引き渡さねばならない。
急遽、次週の例会は延期して215の修復に充てるべしと言うことになった。

2日目

6月26日 林、石井、上条、古田部、森 メカに強い会員各氏など12名が集まる。有難いことだ。

今日の作業予定を打合せ

同軸ウーハーの点検 測定器も用意して大事に備える。
フロントのショートピンの使用法 2WAY2通り、3WAY 高音3通りのテスト
もう片方のコイル固定化・・板止め

さて、先ずは ユニットを取り外す・・・あれー!?
思わず全員が顔を見合わせ声をあげる。
なーんだ ユニットのピン止め端子が外れている!

 
 
安心するやら、がっかりするやら・・でも良かったなあ・・もう片チャンSPのコイルを板止めしてガッチリ固定する。
テストCDを試聴。問題なし!!

 

 

 

 

左右のバランスがおかしい。右は物隠しの分厚いカーテン。左は打ちっぱなしの壁と分厚い窓ガラスの反射が強い。SPを可成り右に寄せてみると良いバランスが得られた。
威風堂々朗々と鳴る。次回からこの位置にしよう。

前面ショートピンは通常2WY、 高音は0dbでセット。赤丸シールを貼っておく。

満足して整理整頓、解散したら未だ10時半。何時もの洋食屋さんはシャッターが閉まっている、デニーズで三々五々2時間かけて昼食。その後、午後の分科会JAZZを聞きに行く者もいた。

まさかの時集まってくれる会員の力 つくづく有難いものと感じた一日でした。

 

 以 上

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