指揮者 パブロ・カザルス(Pablo Casals)

AAFC例会資料

2016/11/27

担当 : 池田 充宏

 

■略歴

・ 1876年スペインのベンドレイで生まれた。
  20世紀最大のチェリストで、指揮者、作曲家

・ 4歳からピアノを、11歳からチェロを学び、バルセロナ市立音楽院に進んだ。

・ 1896年、演奏活動をスタートさせ、世界中でソリストの他、コルトー、ティボーとのトリオなどで活動。チェリストとしては従来の演奏法を劇的に改良し、バッハの「無伴奏チェロ組曲」を芸術作品として蘇らせた。

・ 指揮者としては、1920年バルセロナで「パウ・カザルスオーケストラ」を私財を投じて創設し、1936年スペイン内戦勃発まで活動した。同時にヨーロッパを中心に多くのオーケストラを指揮した。

・ 戦後はプラド音楽祭、プエルトリコ・カザルス音楽祭、マールボロ音楽祭等を指揮している。1973年プエルトリコで死去した。

 

■プログラム

1 J.ハイドン(1732-1809)

・ 交響曲第94番ト長調 Hob.Ⅰ-94 「驚愕」
  第1楽章、第2楽章(一部)  (12分程度、1967年録音 SONY)

2 J.S.バッハ(1685-1750)

・ ブランデンブルグ協奏曲 第5番ニ長調 BWV 1050
  第1楽章、O.ガルブランセン(F)、R.ゼルキン(P)、A・シュナイダー(V)
                    (10分49秒、1966年録音 SONY)

3 W.A.モーツアルト(1756-1791)

・ 交響曲第35番ニ長調 K385「ハフナー」全曲(4楽章)
                    (21分2秒、1967年録音 SONY)

すべてP.カザルス指揮、マールボロ音楽祭管弦楽団

 以 上

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