7月17日分科会「バイオリンをつくる~バイオリンの不思議」開催の報告

会員各位

7月17日我孫子市久寺家近隣センター多目的ホールにて前島会員による、分科会講演「バイオリンをつくるーバイオリンの不思議」が開催されました。今回もフェイスブック等で告知したため、一般市民の参加も有り、全体で25名の参加を頂き盛況でした。

 

昨年12月に入会された前島会員は、長年バイオリン製作を趣味にされ、何台も自作されて来た経歴をお持ちです。

今回は前島会員よりバイオリンの現物を見ながら、実際の製作過程の説明、音響学から見たストラディヴァリウスやグァルネリウス等音の良いバイオリンの秘密を周波性特性から紐解き、最後に名器の系譜の説明まで、幅広く内容も充実した講演になりました。

最後に今回の講演に参加された、我孫子市在住で音大を目指し長年バイオリンを練習されてきた女子高生の方から、飛び込みで前島会員が制作されたバイオリンで「バッハ 無伴奏ヴァイオリン ソナタ 1番」の冒頭の部分を演奏して頂き、会場が大変盛り上がりました。

今後も市民の方にも呼びかけ、内容の有る分科会を続けていきたいと思います。

 

分科会担当理事  鈴木