10月9日「第4回 オーディオ機材自作好きの会」報告

会員各位

10月9日(日)13時半から16時半まで、我孫子市久寺家近隣センター多目的ホールにて「第4回 オーディオ機材自作好きの会」を開催しました。

当日は、広報あびこ等をご覧になった外部参加者13名を含む30名の参加で大変盛況でした。

介川会員による名調子司会で、以下4名会員の渾身の自慢作のご披露となりました

・石田会員 K134J49FET無帰還アンプ

・石井会員  6BQ5 プッシュプルアンプ

・市村会員 EL34三極管接続プッシュプルアンプ(モノラル2台)、UX-71Aプリアンプ

・石山会員 LM3886T 半導体アンプ

皆さん、厚みと解像度の高い素晴らしい音で、それぞれLP、CD等で音楽再生をご披露頂き会場が涌きました。

なお、脇田会長より以下のレポートを頂いていますのでご紹介します。

「チョット良い話」

突然、会場に車いすで高齢の老紳士が現れる。
押しているのは、品位ある礼儀正しい若い男女。最前列にご案内する。

10月9日(日)午後、久寺家近隣センターでの分科会。
「第4回オーディオ機材自作好きの会」が始まり、最初の石田会員が半導体アンプの爽やかな女性ボーカルを奏で始めた時です。

この日、HP、フェイスブック、広報あびこ、アビスタ&久寺家近隣センターでのポスター・チラシによる広報のお陰か会員の外10名のお客様がご来場、30名超の出席者で会場はコロナ禍中にしては盛況で熱気さえ感じます。
おまけに介川会員の司会は相変わらずの洒脱な名調子、会場は次第に和やかな雰囲に包まれていきます。

2番手石井会員の6BQ5真空管アンプ、3番手市村会員の6CA7真空管アンプと進んだところで車いすの紳士はロビーに。そのまま戻りません。
付き添いの男女は最後の石山会員の半導体アンプが奏でるクレーダーマンの流麗なピアノを熱心に聴いておられる。

終演後、車いすの老紳士と付添いさんへご挨拶に。
すると、思い出した。
9月下旬、女性から電話があった。今度の10月の会に参加して良いですか?
偶々小生が関与しているシニア料理教室で会員の追加募集を「広報あびこ」に出稿したばかり。その問い合わせかと一瞬思った・・がよく聞くと父と弟3人で伺って良いでしょうかとのことで、オーディオ分科会と知る、もちろん大歓迎とお答えした。

あのお方かといきさつをお聞きする。
数年前実施した当会のコリーンさん邦楽コンサートを、弟さんが聴いた。その後当会HPをウオッチしており このイベントがあることを姉に相談、父を車いすで連れて行ってみることにした。
実は父は大変なオーディオマニアなのです!
なんとも親思いの姉弟なのでした。

ご子息さんがスマホで父はこんななんですと・・見せてくれる。
画面を見て驚いた。巨大な英国製のヴァイタボックス・クリプシュホーンのビンテージSP。上にはこれまた巨大なヴァイタボックス8室マルチセラホーンがドンと。ダイヤトーンのサブウーハー?が置いてあり、タンノイ・ランカスター?もさり気なく並んでいる。
この広い部屋は一体どのくらいの広さ? は聞きそびれた。
老紳士曰く、今も毎日のようにオーディオに入り浸っています、最近ツィターを増やしてみてねと、淡々と語ります。

良い音で鳴っていましたね 楽しかったと、老紳士曰く。SPがGRFメモリーでは物足りなかった?などおくびにも出しません。

ご姉弟は最後まで聴いておられ、選曲のセンスの良さ、それぞれの音の良さに感心してお褒め頂いた。嬉しかった。

AAFCのHP情報を調べ又参加して良いでしょうか?・・勿論です!!とお答えした。

 

今回、時間の関係で発表できなかった、介川さん、上條さん、小笠原さん、鳥居さんの自作アンプは来年1月に改めて「第5回 オーディオ機材自作好きの会」として開催を予定していますので、ご期待ください。

分科会担当理事 鈴木